現在のアプリは、高精細な映像や複雑な機能を競うように進化しています。
できることが多い。
設定項目が多い。
操作方法がたくさんある。
それらは確かに、技術の進歩によって生まれた魅力です。
けれどPzは、その方向とは少し違う場所から作られました。
Pzで大切にしたのは、説明書を読まなくても、誰でも迷わず触れられることです。
画面の中では、ペリとポコが自分の意思を持っているように自由に歩きます。
疲れれば眠り、こちらが呼びかければ中央へやってきます。
操作は難しくありません。
一度タップする。
二度タップする。
それだけで、小さな反応が返ってきます。
Pzが2Dで描かれていることも、複雑な機能を持たないことも、技術が足りなかったためではありません。
あえて、難しくしなかったのです。
スマートフォンを開くたびに、何かを達成しなければならない。
毎日ログインしなければならない。
通知に追いかけられ、数字を増やし続けなければならない。
そんな忙しさとは違う時間を作りたいと考えました。
Pzの背景は、朝、夕方、夜へと変化します。
春、新緑、夏、秋、紅葉、ハロウィン、クリスマス、お正月、冬。
季節や行事に合わせて、ペリとポコが過ごす場所も静かに変わっていきます。
背景は単なる飾りではありません。
二匹が今日を過ごしている、小さな世界そのものです。
何かを攻略するためのアプリではなく、画面の中にいる二匹を、時々そっと眺める。
その時間が、ほんの少し心を緩めてくれる。
Pzが目指したのは、機能の多さではなく、その小さな余白でした。
できることを増やすより、なくても困らないものを減らしていく。
その考え方から、現在のPzの形が生まれました。
公式Pzブログで続いている「365日のちいさな幸せ」も、同じ世界から生まれています。
大きな出来事ではなく、見落としてしまいそうな小さな瞬間。
ペリとポコの日々を通して、その一つひとつを描いています。


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