なぜ操作を「1タップと2タップ」に絞ったのか

🟦Pocket Zoo(Pz)について

Pocket Zooの操作は、とても少なく作っています。

画面を一度タップすると、ペリやポコが中央へ移動します。

二度タップすると、小さな表情を見せます。

ペリはウィンク。
ポコは目を閉じます。

基本となる操作は、これだけです。

開発の初めには、もっと多くの操作を加えることも考えました。

画面の中にボタンを並べる。
動きを選ぶためのメニューを増やす。
触れる場所によって、違う反応を出す。

できることを増やせば、遊び方も増えるように見えます。

けれど、Pocket Zooで大切にしたかったのは、操作を覚えることではありませんでした。

ペリやポコが歩く姿を眺める。
近くへ来てほしいときに、一度触れる。
表情を見たいときに、もう一度触れる。

それだけで、自然に関われる形です。

難しい説明書を読まなくても使える。
多くのボタンを探さなくても触れられる。

日本語を読む人も、英語を読む人も、年齢に関係なく同じ操作ができます。

ペリとポコは、触れていない時間も自由に歩きます。

疲れれば、自分で眠ります。

利用する人が、常に命令を出し続ける必要はありません。

Pocket Zooの中で暮らしているペリとポコに、必要なときだけそっと触れる。

その距離を残したかったのです。

操作を減らすことは、機能を作れなかったという意味ではありません。

何を加えるかを考えたあとで、何を置かないかを選びました。

画面の中に多くのボタンがないからこそ、背景の変化や、ペリとポコの小さな動きが見えやすくなります。

朝、夕方、夜。
季節や行事で変わる風景。

その中を、二匹が自分の時間で歩いています。

1タップと2タップ。

とても小さな操作ですが、この二つにはPocket Zooの考え方が表れています。

たくさん操作する場所ではなく、静かに一緒に過ごせる場所。

それが、Pocket Zooが目指している形です。

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