Pzは、最初の構想を変えたことで前へ進みました

🟦Pocket Zoo(Pz)について

Pzの最初の構想は、現在の形とは異なっていました。

当初思い描いていたのは、複数の動物たちが同じ画面の中を自由に歩き回る、小さな動物園のような世界です。

それぞれが好きな場所へ移動し、疲れれば眠る。

利用する人が細かく操作しなくても、動物たちが自分の時間を過ごしているように見える。

その考え方は、現在のPzにも残っています。

しかし、Unityで検証を続ける中で、複数の動物を同じ画面の中で自由に動かす最初の構想は、そのままでは前へ進められないと分かりました。

そこで、Pzは最初の形を見直しました。

これは、作りたい世界を諦めたという意味ではありません。

完成させるために、何を残すべきかを考え直した決断でした。

キャラクターや機能を増やし続ければ、世界はにぎやかになります。

けれど、できることが多いほど、操作や画面の見方が分かりにくくなることもあります。

Pzが目指したのは、利用する人が複雑な説明を読まずに、静かに楽しめる世界です。

画面を開く。

二匹の様子を見る。

気が向いたときにタップする。

しばらく眺めて、また日常へ戻る。

その小さな時間を大切にしたいと考えました。

最初の構想を変えたことで、Pzが守りたいものが明確になりました。

たくさんの動物を見せることより、一匹一匹の動きや表情を丁寧に作ること。

機能の数を競うことより、迷わず触れられること。

利用する人を急がせることより、穏やかな時間を作ること。

現在のPzが複雑な育成や競争を必要としないのも、この考え方につながっています。

ペリとポコは、課題を達成するために暮らしているのではありません。

画面の中を自由に歩き、疲れれば眠り、それぞれの時間を過ごします。

現在のシンプルな形は、最初から決まっていたものではありません。

作りながら迷い、試し、手放すものを決めた先に生まれました。

Pzは、最初の構想をすべて残したから完成へ進んだのではありません。

最初の夢を守るために、最初の形を変えたことで前へ進みました。

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